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概要・特長・機能


概要
musescore version2、version3に対応
musescoreのプラグインとしてlasconic氏が作成したharmonica tablatureプラグイン
はハーモニカの数字譜が音符並びによっては隣の数字譜と重なることがありました。

そこで当方がレッスンを受けてます田中光栄氏の教則本やスズキオンラインショッピン
の楽譜(数字譜付)等で使用されている数字譜が、日本独特の囲み文字で見やすくコン
パクトであることから、これを踏襲しlasconic氏の許可を得てharmonica tablatureプ
ラグインを改良しました。musescore version2、version3用があります。
lasconic氏も、この数字譜はコンパクトで良いとの評価を頂いております。

クロマチックハーモニカ例
s_sample_chromatic.jpg
Blues Harp例
s_sample_blues.jpg

特長
・musescore version2、version3それぞれに対応
・12種類のハーモニカに対応(※海外名称)
・ハーモニカキー対応
・ファやドの奏法の違いに対応※クロマチックハーモニカのみ
・MusicXML、MIDI他数種類の譜面作成ソフトのファイル入力に対応しているので
 musescoreの使い方を覚えなくてもプラグインの操作だけで生成可能

機能
v1.0 2016/7/1現在
1.数字譜表記例
s_num_score_sample.gif
  
2.対応ハーモニカ
  ・Blues Harp (Richter)
  ・Richter valved
  ・Paddy Richter (Brendan Power), valved
  ・Natural Minor
  ・Melody Maker
  ・Country
  ・Circular (Seydel), valved
  ・Circular (Inversed for blow 1), valved
  ・TrueChromatic Diatonic, valved
  ・Power Bender (Brendan Power), valved
  ・Power Draw (Brendan Power), valved
  ・Standard Chromatic
  lasconic氏作成のプラグインのハーモニカ名称を、そのまま使用
  ※当方、クロマチックハーモニカ以外のハーモニカは未経験です。
  lasconic氏のハーモニカデータを置き換えただけですのでミスがありましたら
  フォームより御連絡頂けますと幸いです。

3.ハーモニカキー対応
  12穴クロマチックハーモニカのド(穴1)を穴4または穴5のキーにすることも可能

4.数字譜の左右上下位置指定

5.数字譜のフォントサイズ指定

6.12穴クロマチックハーモニカオプション
   Standard Chromaticを選択した時のみ以下のオプションを選択可能
   ・ファのスライド使用数字譜選択
   ・ドの数字譜の使用選択

7.専用フォント使用
  ベンドの表記とlasconic氏の元の英語版拡張仕様に対応するために専用フォント
  を使用しています。添付のフォントをインストールする必要があります。

[フリープラグインダウンロード]
  musescore version2用プラグインのみダウンロードされる方はこちら

  musescore version3用プラグインのみダウンロードされる方はこちら
  ※すでにMuseScoreをインストールされている方が対象です。上記をクリック
   するとダウンロードが開始されます。ファイルはzip圧縮形式です。
   musescoreも含めてダウンロードされる方はダウンロード一覧ページ
   ご覧ください。

[プラグインファイル配置場所(インストール)]
 ・フォントファイルインストール
   Windows
   ファイル名: chromatic12_std.ttf (musescore version2用)
   ファイル名: chromatic_std12v3.ttf (musescore version3用)
   インストールはOSによって異なります。
   「フォントインストール windows xx」で検索して確認してください。
   基本的にはfontフォルダにファイルをドラッグ&ドロップでインストール
   できます。

   Mac
   ファイル名:chromatic12_std.ttfまたはchromatic12_std.otf (musescore version2用)
   ファイル名:chromatic_std12v3.ttfまたはchromatic_std12v3.otf (musescore version2用)
   ttfファイル(TrueTypeFont)で数字譜が表示されない場合はotfファイル
   (OpenTypeFont)を試してください。
   インストールはアップルのサポートページを参照ください。

 ・プラグイン一式の配置
   musescore version2、3も同じフォルダ名です。
   プラグインフォルダ名: lasconic-harmonica_tablature-jpn
   lasconic-harmonica_tablature-jpnフォルダごと入れてください。
   プラグインは入れただけでは使えません。詳しくは
   「数字譜生成プラグイン使い方」ページをご覧ください。

   Windows
   例:C:\Program FilesにMuseScoreをインストールした場合
   musescore2
   C:\Program Files\MuseScore2/plugin/以下
   musescore3
   C:\Program Files\MuseScore3/plugin/以下
   MacOS X
   Macを所持しておりませんので、バージョンに合った場所に入れてください。
   /Applications/MuseScore.app/Contents/Resources/plugins と
    ~/Library/Application Support/MusE/MuseScore/plugins以下

 ・virsion情報
   2021/4現在、musescoreはv3.6.2です。
   harmonica tablatureプラグインは動作確認済みです。
   ただし、PCのメモリが4GBの時に落ちていたので8GBにしたことで無事、
   動作しています。
musescore3_6.jpg

   不明点等ありましたらMuseScoreプラグインインストールページ
   参照ください。

寺田 禎
Posted by寺田 禎